訳あり無表情少女と一途な幼馴染
37〜栞
明るくなってから、楼さんと和士さんに会いに行った
蓮が姉さんに気付いたのを話すと

「そうか、バレたか」

2人とも嬉しい様な悲しそうな表情だ

「兄貴と和士さんは、何を知ってんだ」
「俺も紫音と同じ位しか知らねぇ。俺は会える様になった栞しか知らねぇからな」
「会える様になった?」
「俺が話す」

和士さんが、誰にも話さなかった姉さんの事を話してくれた
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