訳あり無表情少女と一途な幼馴染
紫音side
「紫音、蓮」
「おはよ、起きれそう?」
「おはよ。…ちょっと待って」

上半身を起こそうと動くけど

「…ぅっ!」

顔を顰めて倒れそうになる寸前、蓮が支える

「ありがと」
「栞」
「何?」
「…」

蓮は姉さんの袖を捲ろうとする

「!? 駄目!」
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