訳あり無表情少女と一途な幼馴染
46〜もう、離さない
「うぁっ…!…っれ……ん…!」
「ゴメンッ…ゴメンッ…!何もしてやれなくて…!」
激痛が体中を走ってるのに、蓮に抱き締められてると安心する
だから、冷静に判断出来た
このままじゃきっと、蓮や皆は助からない
蓮と離れたくない
…でも私が、アイツの元に行けば
「蓮」
「栞…!」
「蓮、離し…て?」
「何言って…、!?駄目だ!俺はもうお前を離さねぇっ…絶対に!何があってもだ!」
蓮は私の肩に顔を埋め、更にギュッと抱き締める
ーー鳥はもう一度自由を捨て、闇に囚われた
そこに、一筋の光が差し込む
だが、光の方へ進もうとはしないーー
「ゴメンッ…ゴメンッ…!何もしてやれなくて…!」
激痛が体中を走ってるのに、蓮に抱き締められてると安心する
だから、冷静に判断出来た
このままじゃきっと、蓮や皆は助からない
蓮と離れたくない
…でも私が、アイツの元に行けば
「蓮」
「栞…!」
「蓮、離し…て?」
「何言って…、!?駄目だ!俺はもうお前を離さねぇっ…絶対に!何があってもだ!」
蓮は私の肩に顔を埋め、更にギュッと抱き締める
ーー鳥はもう一度自由を捨て、闇に囚われた
そこに、一筋の光が差し込む
だが、光の方へ進もうとはしないーー