訳あり無表情少女と一途な幼馴染
「お前を痛めつけても無駄なら、その男を殺せばいいか?」
「!?」
それだけは…ダメ!!!
パリンッと胸元で何かが弾けた
ネックレスの、私の力を抑えていたルビーが砕け飛び散る
その瞬間、体の底から力が溢れて出す感覚が…
ドンッ!
「栞!?」
「な!?何だこれは!?」
体から光が勢い良く溢れ、天にまで伸びる
「何だこの光は!? ち、力が!?うあああああ!!!」
鴉間の中にある私の力に共鳴させ、暴走させる
蓮が光から腕で庇ってる隙に離れ、蹲る鴉間を見下ろす
「ぐあっ…くそ…!お前…何をした!!」
「アンタの中にある私の力を暴走させただけ。
アンタじゃ制御出来ない、直に組織から破壊されてく」
「ぐっ…くそが!お前は弱ってた筈だ!体中に痛みが走ってる筈!」
「力を抑えてた物が壊れたから、普段の何万倍にも力が増幅する。
掛けられた枷は、お前の言うコピーが掛けたモノ
コピーがオリジナルに勝てる訳無い」
「…くっ、このまま俺を殺すか」
「私はお前とは違う、もう…誰であっても命は奪いたくない」
「フッ…甘い考えだな。今殺しておけば、お前は…望んでたモノが手に入るぞ?」
「私は私のやり方で終わらせる、自由を得る」
鴉間に手を向け、力を吸い取る
「!?何を…!?」
「力を返してもらうだけだ」
「やっ止めろ…!止めろぉ!!」
「!?」
それだけは…ダメ!!!
パリンッと胸元で何かが弾けた
ネックレスの、私の力を抑えていたルビーが砕け飛び散る
その瞬間、体の底から力が溢れて出す感覚が…
ドンッ!
「栞!?」
「な!?何だこれは!?」
体から光が勢い良く溢れ、天にまで伸びる
「何だこの光は!? ち、力が!?うあああああ!!!」
鴉間の中にある私の力に共鳴させ、暴走させる
蓮が光から腕で庇ってる隙に離れ、蹲る鴉間を見下ろす
「ぐあっ…くそ…!お前…何をした!!」
「アンタの中にある私の力を暴走させただけ。
アンタじゃ制御出来ない、直に組織から破壊されてく」
「ぐっ…くそが!お前は弱ってた筈だ!体中に痛みが走ってる筈!」
「力を抑えてた物が壊れたから、普段の何万倍にも力が増幅する。
掛けられた枷は、お前の言うコピーが掛けたモノ
コピーがオリジナルに勝てる訳無い」
「…くっ、このまま俺を殺すか」
「私はお前とは違う、もう…誰であっても命は奪いたくない」
「フッ…甘い考えだな。今殺しておけば、お前は…望んでたモノが手に入るぞ?」
「私は私のやり方で終わらせる、自由を得る」
鴉間に手を向け、力を吸い取る
「!?何を…!?」
「力を返してもらうだけだ」
「やっ止めろ…!止めろぉ!!」