訳あり無表情少女と一途な幼馴染
蓮side
栞は納得すると、頭を俺の胸に擦り寄せてくる
…ヤバイ、可愛い
夜だし、布団の上だ
いやいやっ!今日は栞も俺も疲れてんだ!
今日はさっさと寝ねぇと…

「蓮?」

栞が下から目を合わせてくる
…謂わば上目遣い
あ、ダメだ
理性が保たねぇ
栞の顎をクイッと上げ

「蓮?どうした…んっ!?」

初めての時は状況がああだったから分かんなかったが
栞の唇、柔らけぇ
チュ…チュ…と触れるだけのキスをしてる内に
唇を啄ばみ、柔らかさを堪能する

「んっ…」
< 358 / 382 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop