訳あり無表情少女と一途な幼馴染
蓮side
朝、会った時に思った
前髪と眼鏡で隠してるが、雫は整った顔立ちをしてる
男にしては高い声だし
手で顔を隠そうとするが、その手を掴み止める
俺の身長が180だから160くらいか
フードを外してから俯いて、視線を合わせようとしない
「おい、顔上げろ」
「…」
上げねぇか、だったら…
俺は雫の顔目掛けて、膝蹴りする…が
「「「!?」」」
「いきなり何すんだ、テメェ」
止められるとは思ってなかった
避けられるだろうスピードで仰け反らせて上を向かせようとしたが
足で相殺された…
予想外だが、上に向かせれた
眼鏡越しに睨む雫
…眼鏡邪魔だ
片手で雫の両手を抑え、眼鏡を外す
「! 待っ…」
「朔」
本を持たせてる朔に預からせる
「この眼鏡、伊達ですか」
「返せ」
朔を睨む雫の顎を掴んでグイッと目を合わさせる
前髪でまだよく見えねぇが、この目付き…
朝、会った時に思った
前髪と眼鏡で隠してるが、雫は整った顔立ちをしてる
男にしては高い声だし
手で顔を隠そうとするが、その手を掴み止める
俺の身長が180だから160くらいか
フードを外してから俯いて、視線を合わせようとしない
「おい、顔上げろ」
「…」
上げねぇか、だったら…
俺は雫の顔目掛けて、膝蹴りする…が
「「「!?」」」
「いきなり何すんだ、テメェ」
止められるとは思ってなかった
避けられるだろうスピードで仰け反らせて上を向かせようとしたが
足で相殺された…
予想外だが、上に向かせれた
眼鏡越しに睨む雫
…眼鏡邪魔だ
片手で雫の両手を抑え、眼鏡を外す
「! 待っ…」
「朔」
本を持たせてる朔に預からせる
「この眼鏡、伊達ですか」
「返せ」
朔を睨む雫の顎を掴んでグイッと目を合わさせる
前髪でまだよく見えねぇが、この目付き…