訳あり無表情少女と一途な幼馴染
桜井にはもう言い逃れ出来ないか
紫音が動揺して眼鏡ともう1人も困惑してる
けど、これ以上バレる訳にはいかない
紫音を守る為に

「はぁ…確かに俺は女」

腕を思いっきり突っ張って少しでも桜井と距離を取る
ウィッグを取ると皆、ジ〜ッと私を見る
紫音を見て

「でも、貴方の姉じゃない。貴方の苗字は?」
「……今は神谷、ホントは神崎」
「お前の苗字は?元々違うんじゃねぇのか?」
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