訳あり無表情少女と一途な幼馴染
次からは全て打撃
全ての攻撃を躱し、急所を狙う

「うげっ!」
「がはっ!」

数分でその場は片付いた
こういう時、体は震えないから思いっきり動ける
中から、様子を伺ってる組員

「全員出てこいよ、もっと俺を楽しませろ」
「相手は1人だ、やっちまえ!」

数はさっきよりも増えたが、それだけ
下手な鉄砲も数撃ちゃ当たると言うが

「弱い」

あっという間に終わった
銃を持ってる奴もいたが、俺の前では無意味

「う…てめ、何なんだ」
「鷹だ」
「鷹…だと!?」
「あの方が直接手を下す前で良かったな、俺は…」

ソイツの耳元で口に弧を描いて

「殺すのは止められてる」
「ひっ」

勿論殺しはしない、ただの演出だ
でも、今ので気ぃ失ったか
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