先輩手に入れます!

私が学校に着いた頃には
サッカー部の朝練は終わっていた。

龍星「お、北見ちゃん。おはよう。」

雫「おはようございます。」

龍星「瀬那なら部室にいるよ。」

雫「はい!ありがとうございます!」

梶谷先輩に頭を下げ階段を
駆け上がり部室の扉を開けると
鏑木先輩がいた。

雫「お待たせしました!先輩。」

瀬那「別にお前の事なんて
待ってねぇよ。」

雫「またまたぁ~!
匡貴から伝言聞きましたよ。
特大おにぎり持ってきました!
沢山作ってきましたから!」

先輩は私の手からおにぎりを
受け取るとそれを頬張った。
< 155 / 293 >

この作品をシェア

pagetop