先輩手に入れます!

雫「好きだから。先輩の事
世界一好きだから。」

先輩はペットボトルの
お茶を1口飲むとまた私に尋ねる。

最近ではこうして先輩と
会話が続く事が増えてきた。

それだけできっと先輩との
距離は縮まってる。

瀬那「俺の顔?が好きなのは
とりあえず置いといて
何で、そこまで俺にこだわるんだよ?
顔がいい奴なんて他にもいるだろ。」

雫「理由っていりますか?」

瀬那「いるだろ。」

雫「どうしてですか?」

瀬那「じゃあ、お前は一方的に
好き好き好きって言ってくる
男を好きになるのか?」

雫「伝わればいいんです。
その人がちゃんと私の事を好きだって
伝わるのならきっと私は
付き合っちゃいますね。
言われた事ないから...
分からないけど。」

でも、最近の私はそれだけじゃ
満足出来なくて、もっともっと先輩と...
て、欲張りになって余計な事を言う。
< 157 / 293 >

この作品をシェア

pagetop