先輩手に入れます!

瀬那「赤チームが優勝したら
出掛ける話。考えとく。」

だから、多分届いたんだと思う。

雫「はい!楽しみにしてます!
先輩とのデート!」

瀬那「ちっ。行くとは言ってねぇから。」

雫「でも、先輩が私の事
考えてくれるんですよね?
そっちの方がデートよりも
嬉しいかもです。
いっぱい考えて下さい。私の事。」

瀬那「はぁ。練習戻るわ。」

雫「先輩!頑張って下さいね!!」

2学期になってから確かな
手応えを感じていた。
1歩ずつ、少しずつ
私と先輩の距離は縮まってるって。
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