先輩手に入れます!
瀬那「お前さ...
恥ずかしくねぇのかよ?」

雫「何がですか?」

瀬那「人間の世界のサンドバッグってのは
傷付けてもいい。どうでもいい。
そう思われてるって事なんだぞ。
なのに、自分から...そんな事
言うなんて...お前、本当痛いわ。」

雫「でも、無視されるよりは
良くないですか?
肯定も否定もされないよりは
ずっとマシです。
1番、辛いのは空気のように
扱われる事だと思うんですよね。
だから、サンドバッグ上等です。」

私が笑っても先輩は笑ってくれなかった。

多分、心底私に呆れたんだと思う。

でも、やっぱり先輩の買ってくれた
イチゴクリームのクレープは美味しかった。

自分で買ったやつよりも美味しかった。
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