先輩手に入れます!
雫「...勝つため...じゃないかな?」
曽根崎「え?」
雫「鏑木先輩は勝ちたいから
曽根崎くんを選んだんじゃないかな?
今は調子が悪い梶谷先輩が
絶好調になるまでの間...
何としてでも勝ちたいから。
その舞台を守ろうと
してるんじゃないのかな?」
多分、曽根崎くんは私よりも
その事を知ってると思うけど。
雫「ごめんね、これは私の想像。
私は鏑木先輩の事が好きだから
どうしても先輩の肩持っちゃう。
やっぱり私には鏑木先輩の気持ちは
分からないし、もしかしたら
全然違うのかもしれないけど
一つだけ確かな事があるよ。
梶谷先輩は曽根崎くんが自分の
代わりに試合に出たからって
嫌いになったりしないよ。」
曽根崎「何で北見に
そんな事が分かるんだよ。」