先輩手に入れます!

雫「先輩は何でも
着こなせちゃうんですね。
そんなにも体操着が似合う人
初めて見ました。」

瀬那「あっそ。」

鏑木先輩の背中を追いかけ
グラウンドに向かう途中。
自販機横に設置されてる
ゴミ箱の中に捨てられてる
ユニフォームを見つける。

拾い上げたユニフォームの
背番号は10番だった。
それは、先輩がいつも
身に付けている番号だ。

そのユニフォームは何の汚れかは
分からないけど、酷く汚れていた。

このユニフォームが本当に
先輩の物なのかは分からない。
控え選手のユニフォームかもしれない。
だけど、もしも本当に...
これが鏑木先輩のユニフォームなら
めちゃくちゃショック
受けてるんじゃないのかな。
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