拾いものは危険な恋のはじまりでした
直ぐに恥ずかしそうに出て行ったが、さっきの震える感じはなんだったのか

体を拭き着替えて女の用意したお粥を食べまた横になった

1時間程したところで女が俺の顔を覗き込むのが分かった、額に触り熱が

下がったのを喜んでいる

不思議だ・・・女にもっと触っていて欲しいと思った

女の手首を掴み「このまま・・側にいてくれないか」と口にしている自分がいた

女が了承したのに心地よさを感じて寝た

ふと目が覚めると女が俺の手を握ったまま、ベットの横で眠っていた

「お前が風邪をひいてしまうだろ」

眠っている女をベットの中に引き込み抱きしめた。

女の身体は小さく華奢で、力を入れれば折れてしまいそうな気がした

優しく包み込むように抱きしめれば、女の身体から女自身の香りだろう

甘い匂いがする。

女を温めるようにしながら、再び目を閉じた


朝、目が覚めると何故自分がバットの中にいるのか不思議そおうにしている女

愛おしさを感じる

シャワーを浴びると髪を乾かせという、自然乾燥でいいだろ

女に乾かしてもらうと、女がまた背中を指でなぞる

言い知れないゾクゾクする感じに身体の中心から何かが湧き上がってくる

女が指を離したのを機に自分自身を落ち着かせた
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