拾いものは危険な恋のはじまりでした
1週間後、カードの裏にあった案内図を頼りにその場所を目指す。
そこは繁華街の1本脇の道に入った所にあった。
恐る恐るお店の戸を開けると、「いらっしゃいませ」の声
「あ、あなた、来たのね。こっちに来て」嬉しそうに笑みを浮かべる
後ろをついていくと、椅子をすすめられ座ると
「貴女、ここで働かない?住む所も、近くの知り合いの所を紹介するわ」
「え!いいんですか?」
「困ったときは、お互い様でしょ」と笑った
話していて分かったが、この親切な人はこの店の女将さんで百合さんと
いう名前だった。その後、高校はきちんと卒業すること、仕事は夜の時間
なので、普通の高校に行き、終わったら仕事に来ること。中学を卒業した
ら、また訪ねてくるように言われ、それから4年今に至る。
23:00 今日も一日仕事が終わる、水仕事でカサカサになった手を洗い
ロッカーへと向かった
「は~、寒い・・」お店から出ると外の寒さが身に染みた、吐く息が白い
マフラーをしっかり口元まで上げ寒さを凌ぐ
11月のこの時期はまだそれほどではないが、繁華街の中にあるので外に出ると
喧噪で埋めつくされていた
そこは繁華街の1本脇の道に入った所にあった。
恐る恐るお店の戸を開けると、「いらっしゃいませ」の声
「あ、あなた、来たのね。こっちに来て」嬉しそうに笑みを浮かべる
後ろをついていくと、椅子をすすめられ座ると
「貴女、ここで働かない?住む所も、近くの知り合いの所を紹介するわ」
「え!いいんですか?」
「困ったときは、お互い様でしょ」と笑った
話していて分かったが、この親切な人はこの店の女将さんで百合さんと
いう名前だった。その後、高校はきちんと卒業すること、仕事は夜の時間
なので、普通の高校に行き、終わったら仕事に来ること。中学を卒業した
ら、また訪ねてくるように言われ、それから4年今に至る。
23:00 今日も一日仕事が終わる、水仕事でカサカサになった手を洗い
ロッカーへと向かった
「は~、寒い・・」お店から出ると外の寒さが身に染みた、吐く息が白い
マフラーをしっかり口元まで上げ寒さを凌ぐ
11月のこの時期はまだそれほどではないが、繁華街の中にあるので外に出ると
喧噪で埋めつくされていた