拾いものは危険な恋のはじまりでした
「あの、大丈夫ですか?声、聞こえますか?」
男の人をゆすりながら声をかける 「大丈夫ですか?」「・・・あぁ・・」
やっと反応する男。
「救急車呼びますか?」「イヤ・・ダメダ・・・」
「はッ、何がダメなの、あなた熱が出てるみたいですよ、早く病院に行った
方が・・」
「・・要らない」
そう言って立とうとするが、フラフラとする。思わず、男を支えた
「私のアパートがすぐそこなので、とりあえず行きましょう」「・・・・。」
男の腕を肩に回し支えるようにして、どうにか歩く。
男はかなり身長が高いのか157cmの私がすっぽり隠れてしまいそうだ
程なくアパートが見えてきた。繁華街のはずれにある2階建ての古いアパート。
201号室のワンルームが私の部屋。
ドアを開け、男を中に入れる。
部屋の明かりをつけ、床に男をおろす
「水を持ってくるので、ちょっと待っててください」
冷蔵庫からミネラルウォーターをだし、コップに注いで男に渡した
男はゆっくりと手を伸ばしコップを受け取ると、一気に水を喉に流し込む
さっきまで分からなかったが、明かりの中で見る男はかなり整った顔をし
ていた。漆黒の髪と瞳、短髪でサイドをツーブロックにしワックスで後ろ
に流している。切れ長の目に薄い唇。
男の人をゆすりながら声をかける 「大丈夫ですか?」「・・・あぁ・・」
やっと反応する男。
「救急車呼びますか?」「イヤ・・ダメダ・・・」
「はッ、何がダメなの、あなた熱が出てるみたいですよ、早く病院に行った
方が・・」
「・・要らない」
そう言って立とうとするが、フラフラとする。思わず、男を支えた
「私のアパートがすぐそこなので、とりあえず行きましょう」「・・・・。」
男の腕を肩に回し支えるようにして、どうにか歩く。
男はかなり身長が高いのか157cmの私がすっぽり隠れてしまいそうだ
程なくアパートが見えてきた。繁華街のはずれにある2階建ての古いアパート。
201号室のワンルームが私の部屋。
ドアを開け、男を中に入れる。
部屋の明かりをつけ、床に男をおろす
「水を持ってくるので、ちょっと待っててください」
冷蔵庫からミネラルウォーターをだし、コップに注いで男に渡した
男はゆっくりと手を伸ばしコップを受け取ると、一気に水を喉に流し込む
さっきまで分からなかったが、明かりの中で見る男はかなり整った顔をし
ていた。漆黒の髪と瞳、短髪でサイドをツーブロックにしワックスで後ろ
に流している。切れ長の目に薄い唇。