拾いものは危険な恋のはじまりでした
「小春ちゃん、あんな女たちの事は気にしちゃダメだよ。奏は、昔から

モテるけど、今まで付き合った女がいなかったから、やっかみだから!」

やっぱり、奏さんはモテるんだ・・・

モヤモヤする気持ちになりながら奏さんを見ると

優しい眼差しを向け、頭を撫でてきた・・・その手は暖かかった

しばらく走っていた車が止まる

奏さんに手を引かれて車から降りると、豪華なホテル

「じゃあ、二人ともごゆっくり!」

つかちゃんと徹さんの乗った車は行ってしまった

「小春、今日はここに泊まるから」

奏さんと手を繋ぎホテルに入る。

「桐生様、お待ちしておりました。こちらにどうぞ」

ホテルの人に案内され、高層階の部屋に通された

「ごゆっくりどうぞ」「あぁ」

案内された部屋は、もしかしてスイートルーム?とっても広い

「小春、シャワー浴びてこい」「あ、はい」

バスルームもとっても広く豪華だった。とても良い香りのするボディー

ソープに気分が上がる。これからの時間に少しドキドキしながら出ると

バスローブが用意されている。バスローブを羽織り出た。

バスルームから出ると奏さんが待っていて、テーブルにはケーキと飲み物

がある、「少し飲んで待ってな」

奏さんはバスルームに消えていく。
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