転生王女のまったりのんびり!?異世界レシピ ~次期皇帝と婚約なんて聞いてません!~
実際、厨房にはきちんと菓子専門の職人もいて、皇帝や皇妃に出されるのは菓子職人の作った菓子だ。アラムがヴィオラにわけてくれたのは、仲間内で消費するおやつなのだそうだ。
「しかし、これをどうするんだ?」
「手伝ってくれる?」
「そりゃあ姫様の言うことなら、間違いはないだろう。まだ時間はあるから、手伝うくらいならいいぞ」
「それなら、パン生地を作ってもらっていいかしら。その間に、私とニイファは、包むフィリングを作るから」
アラムがパン生地を作ってくれている間に、ニンジンや玉ねぎ、豚ひき肉をバターで炒める。塩胡椒、白ワイン、蜂蜜等で味を調え、カレー粉を投入。
ヴィオラの側で、ニイファも野菜を刻んだり、調味料を手渡してくれたりと、息の合った動きで手を貸してくれた。
「ん、もうちょっと塩……かな」
「いい香りですねぇ……ヴィオラ様」
ヴィオラと交代で、大きな木しゃもじでフライパンの中身をかき回しているニイファが、鼻をひくひくとさせた。厨房には食欲をそそる香りが広がっている。
「しかし、これをどうするんだ?」
「手伝ってくれる?」
「そりゃあ姫様の言うことなら、間違いはないだろう。まだ時間はあるから、手伝うくらいならいいぞ」
「それなら、パン生地を作ってもらっていいかしら。その間に、私とニイファは、包むフィリングを作るから」
アラムがパン生地を作ってくれている間に、ニンジンや玉ねぎ、豚ひき肉をバターで炒める。塩胡椒、白ワイン、蜂蜜等で味を調え、カレー粉を投入。
ヴィオラの側で、ニイファも野菜を刻んだり、調味料を手渡してくれたりと、息の合った動きで手を貸してくれた。
「ん、もうちょっと塩……かな」
「いい香りですねぇ……ヴィオラ様」
ヴィオラと交代で、大きな木しゃもじでフライパンの中身をかき回しているニイファが、鼻をひくひくとさせた。厨房には食欲をそそる香りが広がっている。