I am 吸血鬼。


「城へ遣いをだしといて」

リュウはそれだけ言い残し歩き続けた。

「畏まりました」

シャンはため息をつき、髪を一本抜くと息を吹き掛ける。すると、それは深緑の鳥になり飛んでいった。

「ふぅ…藍のトコいこっ」

シャンは歩を進めた。



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