I am 吸血鬼。
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「…ねぇ、なんか東宮行こうとしてるよね?」
藍は立ち止まる。
「…そうだな…南宮行くか…」
莉桜と藍は踵をかえし、南宮へ向かい歩きだす。
二人共碧と結希が心配で仕様がなかった、…否…巻き添えをくわせた事を激しく後悔していた。
「…じゃ、後でね…終わったらいく」
「おぅ。俺が先終ると思うから待ってるな。…あんまりあいつに八つ当たりするなよ?」
「うん。頑張る」
二人は廊下の突き当たりを左右にわかれ、執務室へ入って行った。
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