I am 吸血鬼。

「いいんです。昔から変わらないリュウがいいんです」

シャンがはにかんだ笑顔で言う。

「…シャン…」

リュウがボソッと呟いた。
「…続きはお二人でどうぞ」
藍がため息をつきながら出口を指差す。

リュウとシャンは顔を見合わせてからでていった。

「…アデン、眉間に皺よってる…」

莉桜はアデンに向けて言う。

「…本当だ…俺も休ませてもらいます」

アデンは一礼してでて行った。そして、藍と莉桜も自室へと向かった。


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