羊な彼にご用心~イケメン四天王+ワン~【番外編完】
嫌われたくなくて、仕方なく…
みんなが言うようにオペをした晩だけは強く彼女を求めた。

相変わらず、いつも恥ずかしがりながら初々しい亜沙美が可愛くて、やはり俺は毎日彼女に触れたくて仕方がない。

ある晩、珍しく彼女からソファにくつろいでいる俺にすり寄ってきた。

そういえば最近、手を出したくなるからあえて彼女と距離をとっていたことに気がついた。

じっと潤んだ瞳で見つめ、俺の服をくいっと軽く引っ張り、キスをねだる。

その姿が堪らなく可愛くて、ちょっと意地悪をして、横目で盗み見なから気づかないふりをする。

目を泳がせて困った顔をしたあと、ぎゅっと硬く目をつぶり…意を決したように勢いよく俺を押し倒した。
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