Seven World
「んーっ、条件があるっス」
「……なんだ?」
「簡単だから大丈夫ッスよ!」
……少し間をあけて高嶺は言った。
「その子のこと絶対に大切にするんスよ……」
低く、悔しそうででも力強い声だった。
「そんなの当たり前だ…」
アリスはそう答えた。
「なら、君たちはココで静かにしてるっスね。」
「……っ分かった」
「じゃあねっ!」
そう言って高嶺は姿を消した。
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