Seven World
時はたち一年が過ぎた。

「アリスとまた話したいなぁ…」
「どうしたリュース。元気がないですね。」
「オー。セバスチャン。」
「紅茶でも淹れますか?」
「うん。たのむー。」

リュースの胸にはアリスに会いたいという気持ちが大きくなっていった。

「おい!!セバスチャンはいるか?!」
いきなり、部屋へ入って来たのはクステだった。
「どうしたんですか?クステ様。」
「戦争が始まるぞ!」
「へ?!」
「リュースも戦うことになるが大丈夫か?」
「うん。」

戦争。その相手は......
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