Hate or Love?愛と嘘とにまみれた世界の片隅で
ナオ以外にカラダを許すわけにはいかない。


さっきは受け入れかけたけど、絶対にダメ…っ。


もう2度とナオを裏切りたくない…っ。


「合意がないならレイプするだけだ。俺はそーゆー奴なんだよ」


宮瀬は意味のわからないメチャクチャな理論を呟き、全身に舌を這わしてくる。


「いやっ!!やめて…っ!やめてよ…っ」


最初の1回は除いて、宮瀬があたしをここまで乱暴に扱ったことなんてなかった。


なのに…っ。


「やめて…お願い…っ…宮瀬っ」


なんで届かないの…?


なんで、あたしの言葉が届かないの…?


「嫌!!離して!」


あたしがどれだけ暴れても、男の力に、まして宮瀬の力に敵うわけもなく、簡単に産まれたままの姿にさせられる。
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