羽のように舞い上がって
淳也side
俺は昨日下校しようとした時、見かけたこともない同学年の女子を見かけた。
妖精みたいにふわりとした髪型。
人形のようなうるんだ瞳。
すらりとした美鼻。
雪のように真っ白な肌。
そして、平均の身長は絶対に無さそうな背丈。
まるで、真っ白な子猫のようだった。
彼女の名前は、
春瀬 真子。
彼女の足元を見ると、靴の左右も違った。
俺は心の中でふっと笑った。
あいつ、結構いたずらのやり甲斐がありそうだな。
試しにいじってみたら、本当にやり甲斐があったし、面白い学校生活になってきた。
もう少し、大きないたずらをしてみたいものだ。