キミが好きで好きでたまらない。
絶望シーン目撃
休日のある日。
暇を持て余していた俺は、
『ひまー』
と晴斗にメッセージを送ってみた。
こいつは既読即返タイプだからいつも通り秒で既読がつく。
全く、どんだけスマホ見てるんだよって話。
『奇遇だな、俺も暇だ。どっかいこうぜ』
てなわけで近くのファミレスにきた。
「優弥はいつも暇だな」
「お前も基本暇だろ」
「いや、俺は彼女とのラブラブデートがあるから基本的に忙しい」
また彼女かい!って突っ込みたくなるけど、彼女の悪口(悪口じゃないけど)言ったら、マジで鬼の形相になるからノーコメント。
とりあえず注文してしばらく晴斗の彼女話を聞かされた。
ほんと惚気まくられて、俺が実らない恋に悲しんでることに配慮は出来ないのか?