【企】リトルバタフライ
「大丈夫・・・。ありがとうね?三木さん。」


あたしの名前知ってるの??不思議に想い彼の顔を覗くと、それは同じクラスの新堂宏輝だった――。


「何でこんなに勉強してるの?」


「親に強制的にね・・・。俺、頭悪いから恥だって。」


そう苦笑いする新堂くん。


え、でも、新堂くんが頭悪い?そんなわけないじゃん!!いつも学年トップに入ってる人だよ??


「新堂くん、頭悪くないじゃん!!」


思わず口に出してしまった。
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