クールな専務は凄腕パティシエールを陥落する
「ごちそうさまでした。楽しく飲めて、また明日から仕事頑張れます」
店を出るとき、愛菓は、和生から腰に腕を回されて支えられていたが、なんの違和感なく受け入れているようで相変わらずニコニコしている。
「明日?明日はお仕事はお休みのはずですが?」
「うーん、休みとか関係なく家でもスイーツ作ってるからなあ・・・」
「休みの日は休みと割りきって体を休めないと疲れがとれませんよ」
「それは私が若くないからって言いたいんですかぁ?白は私が飲み過ぎてもそんな意地悪言いませんよ」
愛菓の体を心配している和生に対して、反発するように白人の名前を出してきた愛菓に、和生の片眉がピクリと上がる。
「あなたは、いつも飲んだらこのように無防備になるのですか?それとも白人くん限定?」
「やだなあ、私酔ってはいませんよ。意識を失ったことは一度もありませんし、男性に口説かれたこともな・・・んっ・・」
そう、愛菓が告げようとした刹那、
和生は、愛菓の体を正面に向けて腰を抱き寄せると、激しいキスを仕掛けてきた。
「和生殿、ここは・・・外です・・・」
「室内ならいいというような言い草ですね?」
和生は、責めるように尚も口づけを深めてくる。
「酔ったあなたは無防備で危険すぎる。誰にも見せたくない」
和生は呆けている愛菓を引き寄せると、大通りのタクシー乗り場まで移動し、愛菓と共に停まっていたタクシーに乗り込んだ。
店を出るとき、愛菓は、和生から腰に腕を回されて支えられていたが、なんの違和感なく受け入れているようで相変わらずニコニコしている。
「明日?明日はお仕事はお休みのはずですが?」
「うーん、休みとか関係なく家でもスイーツ作ってるからなあ・・・」
「休みの日は休みと割りきって体を休めないと疲れがとれませんよ」
「それは私が若くないからって言いたいんですかぁ?白は私が飲み過ぎてもそんな意地悪言いませんよ」
愛菓の体を心配している和生に対して、反発するように白人の名前を出してきた愛菓に、和生の片眉がピクリと上がる。
「あなたは、いつも飲んだらこのように無防備になるのですか?それとも白人くん限定?」
「やだなあ、私酔ってはいませんよ。意識を失ったことは一度もありませんし、男性に口説かれたこともな・・・んっ・・」
そう、愛菓が告げようとした刹那、
和生は、愛菓の体を正面に向けて腰を抱き寄せると、激しいキスを仕掛けてきた。
「和生殿、ここは・・・外です・・・」
「室内ならいいというような言い草ですね?」
和生は、責めるように尚も口づけを深めてくる。
「酔ったあなたは無防備で危険すぎる。誰にも見せたくない」
和生は呆けている愛菓を引き寄せると、大通りのタクシー乗り場まで移動し、愛菓と共に停まっていたタクシーに乗り込んだ。