白と黒ゲーム
「責任とってくれるよね?美智さんが指示したといえ、元の原因はあんたなんだから。」
「....幾つかアイディアは思い付いてるけど、何か要望がありそうだね?」
「話が早くて助かるよ。じゃあ今日死んで?今日の処刑であんたが処刑台に立つの。それで私はあんたを許すよ。」
真はフッと鼻で笑いながらゆっくりと立ち上がった。
「....お断りするよ。」
「駄目、死んで。」
「いいかい?処刑は黒を処刑する為にある。僕が黒だって言うのならまだしも、君の私怨で処刑は納得しないな〜。」
「あんたの納得なんて関係ない。昨日の件で納得って言葉が効くなら純は死んでない。黙って死んでよ。」
私の発言に真はピクっと眉を動かす。真にとって悪い流れになりつつあるのは彼自身感じていそうだった。
「....それは結果白だったからだろ?黒だったら納得するやつもいるだろ。あの時の最黒は僕にとっては純だった。だから推した。」
「今は理論じゃない、責任をとれって言ってるの。あんたが行動して私が納得する責任のとり方はあんたが処刑されることだから。」
「仮に黒が出てきたらどうするんだい?僕が黒を見つけることが出来たら当然黒を処刑、僕は許して貰えるだろ?」