欠けてるあなたが大好きです。
そして5・6時間目になり、
諒くんがどんどん進めてくれ、
すんなりとクラスメイトの分担が決まった。
料理、装飾、衣装の3つに分けられ、
接客は希望者を募っただけ。
衣装が着れることもあり、
クラスの3分の1が希望してくれた。
わたしが主に担当する料理班は、
ほぼわたしの独断で決めていいことになった。
『中園さん料理得意でしょー?
うちらメニュー作りとか物品調達するから
料理内容はおまかせしていい?』
わたしとしてもありがたい提案だった。
料理は手を抜きたくなかったし、
文化祭でお客さんに出せる短時間&低コストのもの
って言うのも限られるから。
他の2班も実行委員メンバーが
ベースを決めることになったみたい。
こうしてわたしの忙しい煌友祭準備が始まったのだった。