欠けてるあなたが大好きです。

「咲雪?なにしてんだ?」


「諒くん!」



つい固まってしまう。


だって、

さっきのかっこいいところを見た後だし。


今も

汗をTシャツの胸元を引き上げてぬぐってるから、

腹筋がちらちら見え隠れしてるし。





かっこよすぎて無理。






「咲雪?」


「うぅ…。諒くんのばか…。」


「はぁ?なんでそーなった?」



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