欠けてるあなたが大好きです。
ジェットコースターの順番がきて、
琉奈ちゃんと明日香ちゃん、
紫翠くんと朔くん、
わたしと諒くんの順で乗る。
「諒くんはわたしと隣でよかったの?」
「サクの隣を回避できたから問題なし。
サクの隣は死んでも嫌だったからな。」
「みんなの朔くんの扱いひどくない…?」
「いや、仲良くなればわかる。
アイツほんとにめんどいしうるさいし
なによりうざい。」
「おいリョウ!聞こえてんぞ!!」
前の座席にいる朔くんが叫んで抗議している。