初恋


咲月『亮太くんが好きなんだ〜』

真琴「亮太くんって2組の?」

咲月『そう!』

真琴「なんか亮太くんモテモテだね...」

咲月『そうなのー!みんなかっこいいって言ってるからまこちゃんもそうなのかなーって思ってた!』

真琴「私は亮太くんのこともただのお友達としてしか見れないなぁ...」

咲月『まこちゃんはそのままでいいよ!』

真琴「ありがとう!」


さつきちゃんの恋の話を初めて聞いた日だった。



亮太『まこと〜』

真琴「なに?」

亮太『今日、行く?』

真琴「え?どこに?」

亮太『今日祭りあるじゃん』

真琴「ママと行くかな〜」

亮太『まじか』

真琴「え?どして?」

亮太『俺の親がまことの親と祭り行くって』

真琴「へ?なんで?」

亮太『俺のお母さんとまことのお母さん同級生なんだって』

真琴「え、知らなかった」

亮太『だから多分一緒に行くことになるわ』

真琴「そっか、わかった」


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