同じ人を好きになるなんて
「パリとはまた遠いな。でも理人は行くっていったのか?」
「旦那が半年後に南極から帰ってきたらパリに行くことは決まってたの。だから私たちが一足先に行ってようかと思ってね」
話を聞けば元々凛子さんの旦那さんは仕事でパリに行く予定だったのだが南極観測隊として南極に行くことになった。
それで帰国したらパリに行くことは元々決まっていたことだったのだ。
「私もパリを拠点に活動しようと思っていたし、向こうに仲間も多いから」
せっかく本当の家族のようになれるかなと思ったけど……
でもりっくんにとってすごくいいことだと思った。
やっぱり本当の家族といることが一番いい。
「で?パリへはいいつ発つの?」
「色々と手続きがあるからそれが済み次第行くよ。2週間後ぐらいかな」
思った以上に早かった。
「じゃあ姉貴のマンションは?」
「それは大丈夫こっちの友人に住んでもらう。でも引っ越し作業は残ってるから陸斗頼むよ」
陸斗は面倒臭そうに返事をした。
「あの……私も何かお手伝いさせてください」
「本当?甘えていいかな〜陸斗より頼りになるようだもん」
「はい」
「旦那が半年後に南極から帰ってきたらパリに行くことは決まってたの。だから私たちが一足先に行ってようかと思ってね」
話を聞けば元々凛子さんの旦那さんは仕事でパリに行く予定だったのだが南極観測隊として南極に行くことになった。
それで帰国したらパリに行くことは元々決まっていたことだったのだ。
「私もパリを拠点に活動しようと思っていたし、向こうに仲間も多いから」
せっかく本当の家族のようになれるかなと思ったけど……
でもりっくんにとってすごくいいことだと思った。
やっぱり本当の家族といることが一番いい。
「で?パリへはいいつ発つの?」
「色々と手続きがあるからそれが済み次第行くよ。2週間後ぐらいかな」
思った以上に早かった。
「じゃあ姉貴のマンションは?」
「それは大丈夫こっちの友人に住んでもらう。でも引っ越し作業は残ってるから陸斗頼むよ」
陸斗は面倒臭そうに返事をした。
「あの……私も何かお手伝いさせてください」
「本当?甘えていいかな〜陸斗より頼りになるようだもん」
「はい」