同じ人を好きになるなんて
いやいやそんなことを考える暇があったらとにかく急いで不動産屋さんでしょ?
ところが不動産屋さんに行く足がピタリと止まる。
無職で部屋を貸してくれるのだろうか?
でも、聞くだけ聞いてみよう。
もしダメだとしても家賃相場が分かれば今後の役に立つはずだからと不動産屋さん巡りをした。
だけど無職の壁は大きかった。
一日でまさかどん底を2度も味わうことになるとは……
するとお腹がぐ〜〜っとなった。
そういえば今日なにも食べてなかった。
夕飯を作る気にもなれず、見切り品を目当てにスーパーへ行こうとした時ふと丸いお月様が目に入った。
「あれ?今日ってまさかの満月?」
スマホで確認すると確かに今日は満月だった。
私はその場に立ち尽くしながら満月を眺めていた。
こんな時不思議と過去のことを思い出す。
しかもいい思い出ではなく思い出したくないこと。
そしてパッと頭に浮かんだのは一人の男性だった。
そう、五年前に別れた元彼、陸斗のことだった。
ところが不動産屋さんに行く足がピタリと止まる。
無職で部屋を貸してくれるのだろうか?
でも、聞くだけ聞いてみよう。
もしダメだとしても家賃相場が分かれば今後の役に立つはずだからと不動産屋さん巡りをした。
だけど無職の壁は大きかった。
一日でまさかどん底を2度も味わうことになるとは……
するとお腹がぐ〜〜っとなった。
そういえば今日なにも食べてなかった。
夕飯を作る気にもなれず、見切り品を目当てにスーパーへ行こうとした時ふと丸いお月様が目に入った。
「あれ?今日ってまさかの満月?」
スマホで確認すると確かに今日は満月だった。
私はその場に立ち尽くしながら満月を眺めていた。
こんな時不思議と過去のことを思い出す。
しかもいい思い出ではなく思い出したくないこと。
そしてパッと頭に浮かんだのは一人の男性だった。
そう、五年前に別れた元彼、陸斗のことだった。