ロマンスの王子様
自分からデートに誘うなんて我ながら何をしているんだろう。
こう言うのって相手から…まあ、いいか。
「しよう」
「えっ?」
自分から誘ったくせに、私は驚いて聞き返した。
「ちゃんとデートをしよう」
そう言った奥原さんに、
「は、はい…」
その勢いに圧倒されるように、私は返事をすることしかできなかった。
「ちゃんとデートをして、ちゃんとお互いのことを知ろう」
「…はい」
何だかよくわからないけれど、私も私で何を返事してしまっているんだ。
私、大丈夫か?
何かいろいろと変になっている気がする…。
これって、病気か?
それとも、年齢をとったからか?
…いや、違う。
病気でもなければ年齢のせいでもない。
と言うか、それらのせいにするのはいくら何でも間違ってる。
こう言うのって相手から…まあ、いいか。
「しよう」
「えっ?」
自分から誘ったくせに、私は驚いて聞き返した。
「ちゃんとデートをしよう」
そう言った奥原さんに、
「は、はい…」
その勢いに圧倒されるように、私は返事をすることしかできなかった。
「ちゃんとデートをして、ちゃんとお互いのことを知ろう」
「…はい」
何だかよくわからないけれど、私も私で何を返事してしまっているんだ。
私、大丈夫か?
何かいろいろと変になっている気がする…。
これって、病気か?
それとも、年齢をとったからか?
…いや、違う。
病気でもなければ年齢のせいでもない。
と言うか、それらのせいにするのはいくら何でも間違ってる。