Match maker
それはSSの0が支給された日。
「おめでとう!さぁ、悩みなさい。さぁ、学びなさい。」
嬉しそうに、届いたSS0を俺の変わりに母親がセッティングし始めた。
【あー、どーもー今日からヨロシク~。】
「やだ!可愛いじゃなーい!」
【あぁ、オカンもええ感じや。ベッピンでオモロイ!んで…天才やな!しくじったん、子育てだけか?】
「そーなの、私も実もまともやのに。」
【あー、CHEMISTRY!】
「僕も、雅《みやび》も人生を楽しんでいるっていうのに、なぜだろうね。」
【あ、オトーン!イケメンやな。ほんでやっぱり天才や。汚点は息子だけか?】
「そうなんだ。だけど、出来の悪い息子ほど…可愛くてね。君に支援を頼んだんだよ。“特別支援”をね。僕と雅のように幸せな結婚をさせたい。恋経由の愛の素晴らしさをね。」
【 Yes sir. 《まけせとけ》】
本人を無視して3人で話し出す。
…理解出来ない。両親の言ってる意味が。
だけど、何を言われようと構わない。
俺は、完璧だ。
「おめでとう!さぁ、悩みなさい。さぁ、学びなさい。」
嬉しそうに、届いたSS0を俺の変わりに母親がセッティングし始めた。
【あー、どーもー今日からヨロシク~。】
「やだ!可愛いじゃなーい!」
【あぁ、オカンもええ感じや。ベッピンでオモロイ!んで…天才やな!しくじったん、子育てだけか?】
「そーなの、私も実もまともやのに。」
【あー、CHEMISTRY!】
「僕も、雅《みやび》も人生を楽しんでいるっていうのに、なぜだろうね。」
【あ、オトーン!イケメンやな。ほんでやっぱり天才や。汚点は息子だけか?】
「そうなんだ。だけど、出来の悪い息子ほど…可愛くてね。君に支援を頼んだんだよ。“特別支援”をね。僕と雅のように幸せな結婚をさせたい。恋経由の愛の素晴らしさをね。」
【 Yes sir. 《まけせとけ》】
本人を無視して3人で話し出す。
…理解出来ない。両親の言ってる意味が。
だけど、何を言われようと構わない。
俺は、完璧だ。