君と再会できた奇跡

光の誕生日

それから一カ月が経った。
光は何故かソワソワしてる。
何でだろう?
今日、何かあったっけ?
あー?
待って…!
今日、光の誕生日じゃん!
「光って欲しいものある?」
「んー。愛果が居ればなーんにも要らない」
ええっ。
それじゃ困るよ。
「それか、俺の言うとおりにしてくれればいいよ」
言う通りって…
「なんか分からないけど、やってみるっ!」
この時、ニコニコしてたのは間違いだった。
この笑顔がもっと彼の愛しさを引き出してしまっているのである。
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