君と再会できた奇跡

「はよー」
「おはよ。いっただきまーす」
「ちょっ…それあたしの分ー！」
「別にいいだろ？ってご飯粒ついてる。取ってあげようか？」
「！」
なめるは反則！だよ…
「ふはっ。可愛い」
「もうっ！」
「じゃあキスして」
冗談とも本当ともとれる表情にドキッとする。
「待ってる」
待たせるわけにはいかないよね？
チュッ
光の唇にキスを落とした。
「短っ。軽っ。もーいっかい」
「えええーっ。無理だよぉ…」
「ほら」
「下手、かな？」
「ふっ。下手だよ」
「ええっ…」
「練習だよ」
練習…か。

チュッ

「うーん、さっきよりは良かったかな」
さ、さっきよりはって！
ひどっ…
「そうですか…」
「あとで、凄いのやろ？」
す、凄いのってなにー？！