年の差♡訳あり
ー初雪が降り出したある日。
私は、約束の場所へと向かってみた。
そこには白い息を吐きながら誰かを待ってる長身の男性。

私は、声をかけ車を停めた。
「あの…」
すると彼は
「寒いね〜…あ、甘苺ちゃん?」
「は、はい…あの寒いから乗ってください!
後ろに」
「なんで後ろやねん!( ᵕ̩̩ㅅᵕ̩̩ )まあ、ええよ
ありがとう」って言って車を走らせた。
〜本当に来るとは……

ガソリンないね?ガソリン入れに行こ!
「いや、大丈夫ですよ!!」
すると彼は
「いや、俺が呼んだんやしガソリンかけてまで
申し訳無かったなあ。。とりあえずガソリンスタンド」って言われたから寄って
私が降りようとしたら
「寒いけ、待っとき!俺がするけ!」
って素早く車を降りた彼。
支払いまでしてくれて
私は申し訳なくなりお金を渡そうとした。
でも彼は勘づいて受け取ってくれなかったため、
しばらく走らせた。
すると今度は彼が
「コンビニに寄って」
〜いや、なんて自由人…
コンビニに寄り車を停めた。
今だと思って私は
「ポケットなんか変だよ?」って言ったら
「直して!」と言われた。
その隙に私は先程のガソリン代を入れた。
直すふりをして渡した。
彼は気付いていなかったようで一安心。
〜ふぅ。。安心…
「ちょっとコンビニいってくる」と
車を降りた彼。
ー数分後
戻ってきた彼は
私の好きなミルクティーを買ってくれた。
私は思わず
「ええ!これ大好き!やったぁ!ありがとう!」
ー…………
ー…………
しばらく沈黙した為彼の顔を伺ったら
笑いを必死に堪えてる、、
〜え。この人なに?やっぱむかつく。
「あ、ごめんなさい…💦」
「いや、甘苺ちゃん?子供みたいだった〜」
とついに彼も声を出して笑いだした。

「えっ…?...あはは」
私もつられて
2人顔を見合わせて笑った。
< 5 / 13 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop