年の差♡訳あり

しばらくコンビニの駐車場で
色んな話をした。
口がうまく、私は聞いてみた。
「そんなに口がうまいけどなんか目的？」
と、ふざけるように聞いてみた。
すると、、
どうやら彼は、昔女の子を雇う仕事をしていた。
風俗や、デリ、飲み屋関係の仕事をしていたみたい。
なんか納得した。
私の恋愛対象からはマイナスになったけど…笑
〜うーん…普通に友達でいよう…
なんて考えてた。
私にSNSで声をかけたのも、
仕事の延長戦だったらしい。

それを聞いた私はなんか腹が立って
「私、言ったよね？そういう世界興味無いし
汚い！お金稼げるかもしれないけど、絶対嫌！
そして、そこに関わる人間も嫌なの。」

感情任せに言ってしまった。
すぐ謝った。
「ごめんなさい。でも本当に無理なので。
他当たってください」
って言ったら彼はまた笑った。

〜なんなの本当この人！

「甘苺ちゃんごめんね？笑
でも俺そんなつもりないから。確かに仕事の延長戦 で声はかけたけど
甘苺ちゃんの、話聞いたりしてるうちに
この子はこういう世界に連れて行ったらダメだ
なんか違う。俺がなんとかして守りたい。
そう思った。笑ってほしい。幸せって言ってほしい」

私は思わず涙がこぼれていた。
彼は持っていたハンカチで私の顔を拭いてくれた。
私はなんだか、不思議な気持ちになった…