拾い物は危険な新婚生活のはじまりでした
そんな慌ただしい毎日を過ごしていた夜。
いつもの様に奏さんとベットに横になっていたが、お腹がギュッとなる
感じに襲われた。初めは気のせいかと思っていたが、なかなか治まらない。
ギュッという感じが強くなってきて、奏さんを起こした。
「奏さん、何か、お腹が痛いです」
「はッ!ちょっと待ってろ、榊に電話してみる」
暫くして奏さんが戻ってきた。
「これから病院に行くぞ」「・・・はい」
不安な気持ちを抱えながら、車で病院に向かう。車の中で、奏さんはずっと
お腹を擦ってくれていた。
病院に着き診察を受けると、“切迫早産”だと診断され、暫く入院することに
なった。入院の準備のため奏さんが一度マンションに戻って準備してくれて、
その日は病室に泊まった。
その日からは絶対安静となり、トイレ以外はずっとベットで点滴して過ごす
ことに・・・。入院する個室の前には、護衛の人がつき部屋の中には徹さんや
月乃さん、五月さん、楽さんが入れ替わり立ち代わり来てくれていた。
お母さんも遠い所1週間泊まってくれた。
「お母さん、忙しいのにごめんね」
「何言ってるの、お母さんは小春といられるから嬉しいわ」
そう言ってお見舞いに貰ったフルーツを喜んで食べていた。
いつもの様に奏さんとベットに横になっていたが、お腹がギュッとなる
感じに襲われた。初めは気のせいかと思っていたが、なかなか治まらない。
ギュッという感じが強くなってきて、奏さんを起こした。
「奏さん、何か、お腹が痛いです」
「はッ!ちょっと待ってろ、榊に電話してみる」
暫くして奏さんが戻ってきた。
「これから病院に行くぞ」「・・・はい」
不安な気持ちを抱えながら、車で病院に向かう。車の中で、奏さんはずっと
お腹を擦ってくれていた。
病院に着き診察を受けると、“切迫早産”だと診断され、暫く入院することに
なった。入院の準備のため奏さんが一度マンションに戻って準備してくれて、
その日は病室に泊まった。
その日からは絶対安静となり、トイレ以外はずっとベットで点滴して過ごす
ことに・・・。入院する個室の前には、護衛の人がつき部屋の中には徹さんや
月乃さん、五月さん、楽さんが入れ替わり立ち代わり来てくれていた。
お母さんも遠い所1週間泊まってくれた。
「お母さん、忙しいのにごめんね」
「何言ってるの、お母さんは小春といられるから嬉しいわ」
そう言ってお見舞いに貰ったフルーツを喜んで食べていた。