拾い物は危険な新婚生活のはじまりでした
お兄ちゃんの話に、私と奏さんは顔を見合わせてしまった。
お兄ちゃんの片思いかぁ・・・。
奏さんは思う所があったのか私を部屋から出し、お兄ちゃんの部屋に
残った。部屋から出された私がみんなのところに戻ると、心配そうな
顔のお母さん。
「隼人は、優しいところがあるから、色々考え過ぎちゃうのかもね。
私も、一般人だったけど春樹さんに出会ってこの世界に入ったけど、
反対する人も多くて苦労したの。それを隼人は知っているから、なか
なか踏み出せないのかもね」
そこには、成瀬組の姐ではなく母親の顔があった。
私にも、いつかそういう日が来るのだろうか・・・。
「お母さんは、お兄ちゃんの好きな人を知ってるの?」
「うん、私の行きつけの花屋さんだからね。凛ちゃんっていうの
とってもいい娘よ」
「私もその凛さんに会ってみたいんだけど・・・。」
その時、お兄ちゃんの部屋にいた奏さんとお兄ちゃんがが戻ってきた
「小春、俺と買い物に行かないか」
奏さんの顔を見ると、行ってこいという顔をする
「うん、いいよ。奏さん、蓮を頼みますね」
「あぁ、行ってこい」
蓮を奏さんにお願いして、私は兄の後に続いた
お兄ちゃんの片思いかぁ・・・。
奏さんは思う所があったのか私を部屋から出し、お兄ちゃんの部屋に
残った。部屋から出された私がみんなのところに戻ると、心配そうな
顔のお母さん。
「隼人は、優しいところがあるから、色々考え過ぎちゃうのかもね。
私も、一般人だったけど春樹さんに出会ってこの世界に入ったけど、
反対する人も多くて苦労したの。それを隼人は知っているから、なか
なか踏み出せないのかもね」
そこには、成瀬組の姐ではなく母親の顔があった。
私にも、いつかそういう日が来るのだろうか・・・。
「お母さんは、お兄ちゃんの好きな人を知ってるの?」
「うん、私の行きつけの花屋さんだからね。凛ちゃんっていうの
とってもいい娘よ」
「私もその凛さんに会ってみたいんだけど・・・。」
その時、お兄ちゃんの部屋にいた奏さんとお兄ちゃんがが戻ってきた
「小春、俺と買い物に行かないか」
奏さんの顔を見ると、行ってこいという顔をする
「うん、いいよ。奏さん、蓮を頼みますね」
「あぁ、行ってこい」
蓮を奏さんにお願いして、私は兄の後に続いた