命に変えても守りたいもの
「愛未!大丈夫か!?」

海斗が心配そうな顔をして覗き込んでくる。

「海斗…、私って生きてる意味あるのか
な。巫女になっても皆を幸せに出来な
い…、不幸にしてるだけだ…、
そんな、人が巫女でいいのかな?
生きてていいのかな…?」

もう、分からない…

何もかも…

『お前がこちらに来ればいいだけだろう
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