命に変えても守りたいもの
「かい…と…?」

「ごめんな。」

え?

「ごめん。ちゃんと、守ってやれなくて
…、お前に辛い思いばかりさせてごめ
ん。1人にしてごめん。本当に
ごめんな…」

海斗は泣いていた。

それにつられて私も泣いてしまう。

海斗…

海斗も辛かったんだよね。

< 103 / 139 >

この作品をシェア

pagetop