命に変えても守りたいもの
苦しい…

巫女の運命はそうなのだろうか。

お母さんはどんな想いだったんだろう。

私も、お母さんと同じ様に死ぬの?

怖い、怖い、怖い

その、言葉しか出てこなかった。

「愛未、椿様は、幸せだったはずだ。
娘をこの世界の人々を守れて、
幸せだったはずだ。
巫女は確かに孤独かもしれない。
それでも、生きていくんだ。
お前が幸せになれるかどうかは
お前次第なんじゃないのか?」
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