命に変えても守りたいもの
さらに、締め付けてくる。

力が入らない…

白かったはずの糸は黒くなっていった。

これは、糸じゃなくて、髪の毛?


『これで、やっと…』

また、喋った…

もう、意識が朦朧としている。

パァ

そう思った時目の前が光に包まれた。

< 59 / 139 >

この作品をシェア

pagetop