命に変えても守りたいもの
でも、巫女の力があるって分かって、
私にも出来ることがあるんだって
思えた。
でも、海斗がおばあちゃんが必要とし
ているのは、私じゃなくて巫女でしょ
!?私は結局、お母さんと同じ運命を
辿るの?死ねばいいの?
私には、恋もさせてくれないの?
これからの未来もないの?
それだったら…
それだったら、こんな力必要なかった
!!」

パチンッ

乾いた音がなった。
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